唾液で虫歯を……
2021年01月27日
唾液は大事!
健康を維持する上で口の役割はとても重要だ。さらに細かくみれば口の健康は唾液により支えられていて、口内を清掃して、かみ潰しや蹄織を円滑にする。粘膜を保護しむし歯を予防する。むし歯には食事や間食で取り込んだ糖が大きく関わる。むし歯菌が糖質を分解して酸をつくり、歯の表面でカルシウムなどが溶け出す「脱灰」をわずかに引き起こす。
歯磨きを怠り歯垢が残っているとこの脱灰作用を繰り返し、むし歯になっていく。
ここで脱灰作用を抑えてくれるのが唾液だ。口内が酸性に傾いているのを中和する緩衝作用のほか、歯を再石灰化する働きをする。脱灰した部分に唾液中のカルシウムやリンを戻し、歯の表層を元の状態にしようとする。初期のむし歯は歯磨きを上手に行って、歯垢がたまらないようにすることで抑えることができるというわけだ。
歯磨き剤やうがい液に含まれるフッ素によって、カルシウムなどを再生する再石灰化をうながし、歯の表面が落ち着いてくる可能性があることが、分かってきている。
さらに、むし歯を予防するためには、唾液の緩衝作用を有効に作用させることが重要だ。唾液の流れは・上下の顎・前歯や奥歯など場所によって異なる。
年を取るにしたがい口が渇き気味になってくると、上下顎の表側の根元にむし歯ができやすくなる。回復しにくい部分を減らすには、口の中で舌回し体操(口の中で唇と歯の間で舌を回すという運動)をして、唾液を十分に行きわたらせるのが効果的だ。
因みに一分間に八回程度自分で唾液を作って飲み込むのを日常的にやると
喉の筋肉の老化防止みたいですよ、一分間に八回唾液作って飲み込むのは
年を取ると中々できないんですよ(笑)