2019年12月 歯科ニュース-1
2019年12月13日
2019年12月 歯科ニュース-1
12/6記事 歯科向けキャッシュレス決済
キャッシュレス化が進む中で歯科医院の予約管理システムを手掛けるスタートアップのストランザ(東京・港)は歯科医院向けにキャッシュレス決済のサービスを始めた。キャッシュレス決済サービスの名前は「ささっとPa y」。同社は1400の歯科医院向けに予約管理クラウドサービスとPOS レジ、診察券アプリを提供している。これらのサービスをバージョンアップする形で、ささっとPa yを使えるようにした。ささっとP a yを導入するかどうかは医院側が選べる。
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患者は現金を持たずに来院し、治療後は会計を待たずに帰ってアプリ上で治療費を決済することも可能になる。子供などが来院する際も家族が付き添わず、アプリで決済することができる。歯科医院では治療後に保険機関に提出する診療報酬明細をコンピューターで入力する必要がある。このため治療が終わってから料金を精算するまでの待ち時間が発生することが多かったという。ストランザはサービス利用で予約から会計まで一括管理できる利点を訴え、導入する歯科医院を広げる。同社のサービスを使っている医院を中心に、2024年までに1000医院への導入を目指す。
12/11記事 パラジウム増産
南アフリカ共和国が拠点のインパラ・プラチナムなど世界の鉱山会社が、自動車の排ガス用触媒に使うパラジウムの生産能力の増強に動いている。需要の伸びで国際価格は過去最高の水準だ。他社の買収や新鉱区の盟発で、含有率の高い鉱山を確保。困難だった弾力的な増産を目指す。効果が出るのは2020年代半ばとみられ高値は当面続きそうだ。
12/12記事 診療報酬改定 医師技術料上げ最終攻防
薬剤費などにかかる歳出を抑制し、本体部分の引き上げ原資として医療費のo・3%分は確保。さらに上積みをめざす厚生労働省と、伸びを抑えたい財務省が激しく綱引きしている。近く固まる見通しだ。
12/13記事 パラジウム価格高騰
ガソリン車の排ガス用触媒に使う貴金属パラジウムの価格が急騰している。
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